インタビュー| 福岡県飯塚市の歯医者・歯科 山口歯科医院

                     

〒820-0042
福岡県飯塚市本町13-8 飯塚ショッピング信販ビル2F

電話番号: 0948-24-6070

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親子3代で通う患者さまもいらっしゃるくらい、ご家族皆さまに親しんでいただいています

開院当初から来ていただいていた患者さまで、今ではお子さまやお孫さまといらっしゃるようになった方がいます。私は歯科診療を通じて、ご家族の歴史を見守ってきたのかもしれません。これから出会う患者さまとも、心の通う長いお付き合いができたらと思います。

最初に、山口歯科医院のコンセプトについて教えてください。

この地域にお住まいの皆さまからかかりつけにしてもらえる歯科医院、というのが当院のコンセプトです。お子さまからご年配の方まで、幅広い年代の患者さまを診療しています。

治療については、歯をなるべく削らず神経や歯も抜かない方針です。患者さまと長いお付き合いをしているからこそ、その場限りの治療はできません。歯を失うとともに頼りにもしてもらえなくなってしまうことでしょう。

歯のことなら、いつでも小さなことでも相談していただける歯科医院になりたいと思います。治療中に聞き忘れたことは、お会計の際にでも遠慮なくお聞きください。

なぜこの地で開業しているのか、その理由について教えてください。

院長である私にとって、ここが地元だからです。近郊の田川で育ち、父は近くに勤務していました。そうした親しみのある土地でしたので、先輩歯科医師がここで営んでいた歯科医院を閉めることになったとき、私が同じ場所で開院することにしました。

開院してからいらっしゃる患者さまは初めてお会いするわけですが、地元ということもあり、親近感を持てる方ばかりです。

昔と今で、患者様の層は変わりましたか?

同じ顔ぶれの皆さまがずっと通ってくださっているので、保険証の種類が会社員時代の社会保険から、引退して国民健康保険に変わりました。

新たにいらっしゃる方は昔なじみの患者さまからのご紹介というケースが多く、しばらく通っていただいているうちに「実はごきょうだい」だと分かることがあります。

なぜ「予防診療」に力をいれていらっしゃるのでしょうか?

大学では、入れ歯を学んでいたので入れ歯治療は得意としています。しかし、入れ歯は欠損補綴です。同じく、インプラントも、抜けた歯があるからこそする治療です。歯科医師としては、抜けた後にする治療ではなく、抜けないように予防することに力を入れていきたいと考えています。

もうひとつのポイントである「噛み合わせ治療」ではどのようなことをするのでしょうか?

噛み合わせの状態は、レントゲンを撮ったり、入れ歯なら型を取ったりして確認します。

私にとって噛み合わせ治療とは特別なことではなく、どんな治療をする場合でも日頃から気をつけているところです。歯並びに問題がある場合のほか、歯が欠けたり夜中に食いしばっていたりする場合でも、噛み合わせはずれてしまいます。噛み合わせが少しずれているだけで、顎が痛くなってしまったりすることもあるので、噛み合わせを良くすることは重大なポイントです。

山口先生が「入れ歯・義歯」について研鑽をつまれた理由を教えてください。

私が学生だった頃は、被せ物やブリッジといった「補綴(ほてつ)治療」や、入れ歯作りが歯科医師の王道でした。そこで、歯科医師になる以上「入れ歯がへたくそ」とは言われたくないという思いを胸に、入れ歯作りを中心に学びました。

最後に、山口歯科医院の今後の展望について教えてください。

私は学校歯科検診も担当しておりますが、今のお子さまは従来よりも虫歯がとても少ない一方、歯並びが悪い例が増えてきました。日本では歯並びへの関心があまり高くなく、オリンピックなど国際的な舞台で日本選手の歯並びが悪いのを目にすることがあって気になることがあります。

歯科医師として、歯並びの問題を見過ごしておくことはできません。現状では矯正に保険適用されないのが残念なところですが、幼いうちから将来の歯並びを見据えて治療をするなど、サポートしていければと思います。